日本語教師の勉強記録

関西での日本語教師勉強会やセミナーでの勉強内容。

ちょっと先が見えた気がした

実は、高校生の日本語の授業を担当することになって、はじめての会議に出席しました。

私は新人。
他の先生方は、日本語教育に携わってこられた方々。
生徒の日本語の能力は様々。今までの教材はレアリアが多いようでした。

そして、小論文が書けるぐらいの能力をつけたいということだったのですが、教材を知らないと仰るんです…。
そこで、EJU対策用の問題集などをご紹介。
こんなのがあるんだと、驚かれました。

きっと、この数年で日本語教育に力を入れたい学校はぐーんと増えると思います。
日本語学校ではなくて、小学校や中学校、高校です。
でも、教材は…?
指定されたものだけを使えばやりにくさも出てくるでしょう。
知らないから選べない…現職の日本語教師の出番が来たと思いました!

そこでのニーズを知って提案できる…これは、専門的なスキルになると思います。

教材が分からない。
何から教えたらいいのか分からない。
でも、日本語に困っている人たちがたくさんいる

そんな未来が少し見えた気分になりました。

需要があってこそ、新しい教材ができると思いますので、
合う教材はまだまだ先に発売されるでしょう。
それまで、学習者は待ってくれませんよね。

広く浅くでもいいですから、
教材を知ることが大事だと実感した会議でした。